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トルコ8月CPIが小幅鈍化、政策金利は据え置きの公算 リラ買いキャリー規制を検討か

2026年9月4日 11:18 JSTEAパラダイス編集部

ニュース概要

3日に発表されたトルコの8月消費者物価指数(CPI)は前年比+31.51%で、市場予想の+31.60%をわずかに下回った。7月の+31.75%から伸びがいくぶん鈍化した。

中東情勢に起因するエネルギー価格の上昇がインフレ上振れリスクとして意識される中で、中銀が利下げを再開するには物足りない数字との見方が示されている。来週10日のトルコ中銀金融政策決定会合でも政策金利は37.00%に維持される公算が大きい。

当局の検討内容

一部報道によれば、約750億ドル相当の資金流入が通貨当局者のジレンマを生んでおり、高金利を狙ったリラへの投資に課税することを当局が検討していると伝えられた。急激なキャリートレードの巻き戻しを予防する狙いがあると見られている。

検討されている課税は国内外の法人・機関投資家向けMMF(マネー・マーケット・ファンド)が中心とされ、報道を見る限り為替スポット取引は適用外の模様だ。これにより当局がリラ買いのキャリートレードの積み上がりを警戒していることが窺える。

留意点

リラ買い・円売りのポジションを持つ日本の個人投資家にとっても続報が注目される状況だ。

免責事項:本記事は情報提供を目的としたものであり、投資助言ではありません。投資判断はご自身の責任で行ってください。